医師の役割の1部を看護婦へ委譲 − 英国

 英国では、医師だけに認められていた治療上の処置の1部を看護婦が行うことを許す法改正が1994年に行われたが、試験実施の成功を受けて、23、000人の看護婦のための新しい2年間の訓練コースが発表され、地域看護の面で大きな1歩を踏み出すことになった。看護婦が行って良いのは、カテーテル法、スキンケア製品の塗布、特殊靴下の装着などで、医師の初期診断の後で患者の健康ために行う処置である。

 試験実施では、8地域の150人の地域看護婦が対象となった。リーダーのアンジェラ・バートンは、この新しいシステムのおかげで、どんな処置でも医者を呼びに行ったり、指示を求めて医者と患者の間を走り回る必要がなくなり、時間が大幅に節約できたと言っている。多分最も大きい恩恵を受けるのは患者で、苦痛の軽減措置のために医者の到着を待ち続ける必要がなくなる。

 地域看護婦は、今では患者の枕元に座って様態を説明したり、健康促進の手段をとることができる。たとえば腸の問題なら、治療についてと共に、食事療法や体操についても患者に話すことができる。

 この新しい動きには、地域の薬剤師もかかわりを持ち、処方箋に記入したり、記録を保存するのを助けたりして、患者の記録の継続性を保証する。しかしペーパーワークは最小限にとどめ、ほとんどの時間が患者との対面接触に使えるようになっている。(National Health Service Magazine UK)


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