パーティ愛好家はご注意を!

 エクスタシーと呼ばれるドラッグは、目に見えるような副作用がすぐに現れることが少ないという理由で、かなり安全なリクリエーション用ドラッグだと思われている。しかしロサンジェルス・タイムズは、典型的な一晩分のエクスタシーの錠剤(ダンスパーティに行く人がふつうにとる3,4服の量)でも、運動をつかさどる脳の神経細胞に損傷を与えているかもしれないと報じている。
 
 これはバルティモア医学校(Baltimore School of Medicine)の研究で、そこで行われたのは動物実験だけだが、ヒヒとチンパンジーの60〜80%が、ドーパミンという必須の脳内物質を伝達する脳細胞を失なった。それより前に行われたエクスタシーについての研究によると、このドラッグは、運動と行動を制御しているセロトニン(神経伝達物質)のニューロンを30〜40%も傷つけることが示された。週末のどんちゃん騒ぎの後で気分が落ち込むのはこれで説明できよう。
 
 しかしドーパミンの減少は、このドラッグがセロトニンに与える影響と比較して2倍も多いので、これまでに実際に明らかにされた深刻な被害はまだ1例だけだが、この劇的な減少で神経的疾患が起こりかねない。長期的に見て危険なのは、ドーパミンが90%程欠落すると表面化してくるパーキンソン病のような疾患である。(Japan Times)


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