心の健康に変化のきざし

 精神病の患者への薬物治療に代わるものを求めていた人たちに、昨年、目立たない小さな勝利が訪れた。はじめて、非薬物治療に目に見える効果があったという研究が報告された。統合失調症(精神分裂病)の患者に認知療法を行なったところ、脳活動の変化が生じたことが示されたのである。

使われた療法は、一定の作業を患者がよりきちんとできるよう、リハーサルやその他のエクササイズを使って勇気づけながら、脳における「情報処理戦略を改善させる」という方法であった。被験者グループと対照グループの両方で、患者の全員に同程度の抗精神病薬が投与されていたが、被験者グループの患者では、記憶と関係することがわかっている領域で、脳の活動が有意義に増加したことが認められた。(Open Mind


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